おひめさまのおはなし そのはち

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ひとりでまたされていたおひめさまのまえで、

きゅうにしげみがゆれ、なかからまじょがとびだしました。

このまじょは、ちかごろこのかいわいをあらしているのろいまじょでした。

しゅみがこうじてとおりすがりのひとびとにのろいをかけているのです。

まじょはおひめさまにうまになるのろいをかけました。

ところが、おひめさまのすがたはかわりません。

ふしぎにおもったまじょはまほうのかがみでおひめさまをしらべてみました。

すると、おひめさまはすでにのろいにかかっていることがわかったのです。

うまにならないはずでした。




つづく